今年の3月からインスタグラムを中心にスタートした『Seiji Guitar Licks』 最終回のLicks #10を公開したので、このブログでも纏めたいと思います。 ■コンセプトこれまでにインスタグラムにアップしたフレーズを数えてみると、100を超えていました。 その中から特に反響の多かったものをリメイクし、『Seiji Guitar Licks』としてスタートしました。 アルペジオを中心に、速弾きやゴーストノート、オブリガードなどを組み合わせた10個のテクニカルなフレーズが出来ました。 ※Lick(リック)とは...音楽では、短い定型フレーズのことを『Lick(リック)』と言います。 ソロギターで速いフレーズを弾くには、少しコツがいります。 ギターの速弾きのための教則本はたくさんありますが、ほとんどはリードギターに焦点を当てた物です。 ただ、ソロギターやバッキング中に速いパッセージを弾くためには、速弾きフレーズ単体ではなく、 その前後のコンビネーションが大切になります。 このフレーズ集では、特にアルペジオからスムーズに単音フレーズに切り替え、またスムーズにアルペジオに戻るフレーズを中心に展開しました。 ■難易度難易度は、中〜上級者向けでかなり高めです。 フレーズ10個全て完璧に弾ければ、「井草を超えた!」と言って頂いても全く問題ありません。 #1~10のそれぞれの難易度は人によって様々で、得意なスタイルによって変わるので数字は気にせず弾きやすい物からチャレンジしてみて下さい。 超ゆっくり弾いた動画もそれぞれ付属しているので、動画に合わせて練習すると右手の動きやニュアンスが掴みやすいです。 Licks #1~#3
Licks #4~#6
Licks #7~#10
4月から「イージーソロギター」というシリーズをYouTubeでスタートしました。 昨日アップした動画でちょうど10本目だったので、ブログにまとめようと思います。 ギターを始めたばかりの方でも気軽に弾けるように、ソロギター曲を楽譜付きでアップしよう思い、始めました。 ■ アレンジアレンジするにあたりルールを3つ決めました。 ・バレーコード(セーハ)を一切使わない ・同時に押さえる指は2本まで ・アコギ、エレキ、クラシックギターどれでも弾けるアレンジ ギターの状態に左右されずに弾けるように考えた結果、この3つの条件になりました。 最近のギターは、初心者用でもしっかりセットアップされたギターが多いですが、 中には親や友達からギターを譲り受けて始める方や、ネットで謎メーカーの激安ギターを買って始める方も多いかもしれません。 そういったギターはだいたいネックが反っていて(←個人的意見です)、弦高が絶望的に高く(←個人的意見です) Fコードなんてそもそも物理的に弾けないギターだったりします。 そんなギターは、初心者の純粋で希望に溢れる未来を簡単に打ち砕いていきます。 そこでバレーコードを使わず、指を2本にすることで、ギターの状態にあまり左右されず、 練習すれば誰でも弾けるアレンジを目指しました。 (あまりに状態の悪いギターを弾き続けるのは良くないので、弾きにくいギターは早めに楽器屋さんに見てもらいましょう) また、クラシックギターのようなナット幅が広いギターでも弾きやすいように工夫しました。 ■ 難易度いままで10本アップしたもの難易度順(簡単なものから難しいものへ)に並べてみました。 3まではコードを3~4つ押さえれるというレベルの方でも弾けるような内容。 4以降はある程度アルペジオがしっかり出来る人向けのレベル。 7以降はイージーソロギター の中でも中級者寄りの内容です。 1 カントリーロード 2 Isn't She Lovely 3 September 4 10,000 Reasons 5 Fly Me To The Moon 6 New Day New Life 7 Mellow Sunset 8 Over the Rainbow 9 Autumn Leaves 10 Shape of You 今回の10本目で「イージーソロギター」は一旦、最終回です。 また違うシリーズで、楽譜付き動画は定期的にアップしていこうと思います。 家にいる時間が、ギターで充実したものになれば嬉しいです。 ■ ライブスケジュール
久しぶりのライブです!この日は新しいアルバムに向けて新曲も披露します。ぜひお越しください。
今回は今年2月に発売になった新しいシグネチャーギターについて紹介します。 まずは、2016年発売したシグネチャー第一弾から紹介します。 ■ SWITCH SCOM-3C DB Igusa Seiji発売されたモデルは、サイド&バックはココボロとローズウッドの2種類あります。 一番の特徴はネック幅の広さと、サドル上での弦ピッチ(弦の間隔)がクラシックギター並みに広いです。 それによって、フィンガースタイルでのピッキングの安定感と各弦の分離が非常にいいギターになりました。 トップの模様はピックガードではなく塗装です。これは自分でデザインしました。
OMディープボディとココボロの重さが合わさって中低音の密度が濃い音色です。 以前リリースしたソロアルバム"Feel So Good"や松井祐貴さんとのデュオアルバム"Sound Intersection"のメインギターとして使用しました。 そして今回発売されたシグネチャー第二弾。 2020年2月発売になりました。 ■ SWITCH 00 Igusa Seiji
サイズが一回り小さくOMからOOに。ディープボディから通常ダブルオーの薄胴に。 スケールも648mmから628mmに変更。艶あり塗装から艶消し塗装になり、見た目も雰囲気もかなり変わりました。 サウンドも第一弾と打って変わってヴィンテージ材を使ったことでドライな中高音域寄りに、それでいて角が取れた綺麗な高音です。 ペグはお馴染みのゴトー510、チューニングの安定性が抜群です。僕の持ってるアコギは、ほぼ全てこのペグが付いてます。 ピックアップは後付けでディマジオのマグネットピックアップ。今まではサンライズのマグネットを使っていましたが、 最近はディマジオのサウンドがお気に入りです。見た目もこのギターと相性抜群! ボディにはTRIALのRAPTOR SYSTEMが入っています。 ■ ライブで使いやすいギターを目指してライブでは機材やセッティング、会場のスピーカーなどの環境も大事ですが ストレスなくリラックスして弾けることが、結果、一番良い音に繋がると思っています。 シグネチャー第二弾を作るにあたって、メーカーサイドにお願いしたのは2点。 ・軽量なこと ソロライブは長いと2時間弾きっぱなしになります。 なので、肩に負担がかからない様になるべく軽量で取り回しの良いギターを目指してもらいました。 そこでトップはヴィンテージ材を使い、サイドバックはローズ系の材より軽いマホガニーに。レスポンスもかなり早くなりました。 ・艶消し塗装 シグネチャー第一弾の時はツヤありの黒塗装でした。この見た目、とても気に入っていてYouTubeの動画でも好評だったのですが、、、 ライブではステージの照明が当たると鏡の様に反射して、客席から演奏が見づらいという問題が起きました。 なので、第二弾のモデルは照明が当たっても見やすい様に艶消し塗装に変更。極薄サテンフィニッシュにすることで軽量化にもなりました。 ■2本のシグネチャー第一弾の『SWITCH SCOM-3C DB Igusa Seiji』
第二弾の『SWITCH 00 Igusa Seiji』 それぞれコンセプトもサウンドも全く違うので、レコーディングは曲によって使い分けていこうと思います。 ライブは今後『SWITCH 00 Igusa Seiji』がメインになってくると思いますが、これもイベントに合わせて使い分けていきます。 このギターが気になった方は、是非2本弾き比べてみて下さい。 今回は昨日発売した配信限定アルバムとレコーディングで使用したギターについて。 ■アルバムコンセプトこのアルバムは以前アルバムに収録した曲を再録した、いわゆるセルフカバーです。 CDアルバムを作る際は飽きない様に様々な曲調、バリエーションをつけて選曲していくのですが 今回はあえて同じような曲調を選びました。 同じ様な曲調、テンポ、コード進行でも曲に込めた思いは違うので、メロディの歌わせ方や表現は変わります。 その変化を楽しんでもらえる様なアルバムを目指しました。 そしてレコーディング方法もマイクを立てた生音ではなくギターアンプの音だけという、シンプルな録音を選びました。 もう一つのコンセプトは全曲ループペダルとフルアコを使ったサウンド! 2年ほど前からインスタグラムで動画投稿を始めたのですが、 よくルーパーを使ったフレーズをアップしています。 その中で実験を繰り返して今回のアルバムに繋がりました。 インスタグラムまだフォローしてない方はぜひ → Seiji Igusa 僕のルーパーの使い方はシンプルで ギターのゴーストノートでビートを作る → そのビートに合わせてソロギターやフレーズを弾く ループは基本1回、多くても重ねるのは2回くらいです。 このギターアンプとループだけのレコーディングは想像以上に奥が深く プレイや音色に納得するまで、まる1ヶ月かかりました、、! ■収録曲Midnight Star (Looper Version) Feel So Good (Looper Version) Back To Basics (Looper Version) ONE (Looper Version) Light Waves (Looper Version) Sunflower (Looper Version) Silk Hat (Looper Version) Mellow Sunset (Looper Version) ■使用ギター今回使用したギターは Rozeo SFM-C このギターで全ての曲を撮りました。 このギターは以前 旧ブログでも紹介しました → アメブロ このギターはフロントのマグネットPUとブリッジのピエゾPU 2種類のピックアップが付いていますが、今回はマグネットPUだけを使用。 柔らかくて、太い音が今回のアルバムにぴったりのサウンドでした。 ■配信サイトアルバムはApple music、Spotifyなどのサブスクサービス。 iTunesやオンラインストアでもダウンロード出来ます。 Online Shop Apple music | Spotify フルアコの優しいサウンドとループで繰り返されるリズムをぜひ楽しんで頂けたら嬉しいです。 11月8~10日はニューアルバム『Sound Intersection』発売記念ツアーでした! 岐阜、大阪、東京の3会場で演奏しました。 僕は一足先に岐阜に行き2日間のアウトリーチ(小中学校での演奏会) ■アウトリーチ1日目は多治見市の小学校で演奏。 ギターの生演奏を初めて聴く子がほとんどなので、毎回なにを弾くか凄く悩みますが、 子ども達の嬉しそうな顔や驚いた表情を見るとエネルギーをもらいます! 2日目は愛知県春日井市の中学校でミニコンサート。 演奏以外にも学生の頃の話や、ギターを始めたきっかけなども話しました。 ■Sound Intersectionツアーそして松井祐貴さんと合流していよいよツアースタート! 岐阜公演の会場はバロー文化ホール(多治見市文化会館) ロビーでは2人の演奏動画やアウトリーチの様子を流してくれていました。 そし充実の物販コーナー 普段自分のツアーグッズは1種類(サムピックとか)多くても2種類ですが 今回の『Sound Intersection』のグッズは7種類! ・CD購入特典ステッカー ・トートバッグ ・缶バッチガチャ ・楽譜集 ・予約特典ポストカード ・カポ ・タオル (本人たち非公式 公式タオル) 松井さんのグッズに対する愛と情熱がすごかったです。 タオルはツアー当日まで2人とも存在を知らなかった笑 そして偶然それぞれソロライブのグッズ用に企画していた 名前ロゴ入りSHUBB CAPO( シャブカポ )も折角ならと このツアーから同時に発売開始。 松井さんのカポは高級感あふれる保存用ケース付き。 シルバー、ゴールド、ピンクゴールドの3色展開、、、! 松井さんのグッズに対する愛と情熱がすごかった。 僕のカポは布の袋つき! 1色だよ ライブ前にバロー文化ホールの皆さんからサプライズケーキ頂きました! ライブスタート このツアーではニューアルバムの新曲たちをデュオで。 それぞれのソロコーナーもたっぷり演奏し2時間の大ボリュームでお届け。 客席で生音で1曲弾きました。 バロー文化ホールはとても綺麗で響きのいい アコースティックにぴったりなホールでした。 〜 〜 〜 翌日は大阪公演、会場は梅田のamHALL 前日のナチュラルなアコースティックサウンドから打って変わって 大阪公演は迫力あるラインサウンド。 松井さんのパームの低音が心地よかったです。 会場の雰囲気もロックなライブハウスでした。 この日もなんとサプライズで誕生日ケーキを頂きました! 2日連続で祝ってもらって幸せ! 大阪公演では岸部眞明さんにも来て頂きました!! 終演後 そのまま新幹線で東京へ 普段ソロギタリストは1人で移動することが多いので このツアーは移動中もめっちゃ楽しかったです! 新幹線の中では、初めて行く美容院で 美容師さんに「ソロギター」を どうやって説明するかについて熱く語り合いました。 〜 〜 〜 最終日の東京公演は昼と夜の2ステージ 会場は二子玉川のGEMINI Theater 最終日とあってレコーディング以上に息ぴったりの演奏が出来たと思います。 ライブもすごい盛り上がりました! すこし休憩を挟んで最後のステージ 夜の部は最後なのでレコーディングや 今回のツアーを振り返りながらライブしました。 喋りすぎてトークだけで20分以上押してしまいました、、、! 『Sound Intersection』のCDジャケットやグッズ(タオル以外)を デザインしてくれたまるやまたつやくんも見に来てくれました! タオルの存在は まるやま君もこの時初めて知ったらしい笑 本人たち非公式 公式タオルと一緒に📸 〜 〜 〜 ツアーは終わりましたが『Sound Intersection』の企画は続きます! 12月19日は京都ワタナベ楽器さんで完全生音ライブ。 Switch Custom Guitars presents 『Acoustic LIVE feat.松井祐貴×井草聖二』 日時 :2019年12月19日(木) 20:00 start 会場 :ワタナベ楽器店京都本店 入場料:3,000円(税込) 【問い合わせ先】ワタナベ楽器店京都本店(担当:村主/三谷) TEL:075-231-2778 翌日20日は京都高島屋でトーク&ミニライブです。 イベント詳細 〜 〜 〜 12月はソロライブもあります! 前回好評だった川崎のコーヒーショップでのライブ! 美味しいコーヒーを飲みながらのカフェライブ
ぜひお越しください。 12月15日(日)井草聖二 クリスマス・ソロコンサート 【出演】井草聖二 【時間】16:00開場 17:00 コンサート開始 【料金】高校生以上 3000円(税込)中学生 1500円(税込) 小学生 500円(税込)(親と同伴のみ可)小学生未満 無料(親と同伴のみ可) ※有料チケットには、ワンドリンクの料金が含まれています。 【会場】川崎市 www.pazcoffeeshop.com 【予約】https://forms.gle/wMpyPjRXYFYzKUSJ7 チケットは限定60枚です。 ※キャンセルの際も上記リンクから同じフォームにてキャンセルできます。 |